深志荘の玄関を一歩入ると懐かしい目をした女将さんがあたたかく迎えてくれます。
※懐かしい目の話は一番最後に(笑)会合・法事など何回か利用させていただいていますが、今回はばあちゃんのお供
熟女の集いに飛び入り参加です。
会場は2階の個室
足腰の弱い方にはエレベターがあります。
お部屋は座敷ですが椅子の席も用意してくださいます。
本日いただいた食事は鮎入りお手頃そばコース2,500円也

春は筍、夏は鮎、秋は松茸・・・季節感のあるお料理が提供されその器も素敵です。
お蕎麦も茹でるタイミングを聞いてくださり茹でたての美味しい蕎麦を食べることができました。



普段の食事、家族の記念日、大切な方をご招待、法事など
どんなシーンでも安心してこのお店をおすすめできます。
経営者家族だけでなく従業員さんも一丸となってどんなお客さんにも気持ちよく過ごしていただきたい
そんな思いが伝わってきます。
で、↑の懐かしいお目々の話ですが(笑)
私が小学校へ入学したころの話です。
越境入学で入った小学校までの道のりはちいさな子にはとても遠い距離でした。
途中、丸正のパン屋のおばあちゃんに呼び止められ話をしたり
町のあちらこちらから湧き出している水を触ってみたりと
自慢になりませんが(-_-;)まっすぐ前を向いて学校に行ったなんてことは一回もありませんでした。
もう少しで学校っ!ってところで嬉しくて駆け出したらいきなり目の前の小川に落っこちて・・
あの日一日、びっしょになった私は一体どこで何してたんでしょうかねぇ?
肝心要の記憶が抜け落ちています

忘れ去りたい、でも忘れられない過去の思い出です(笑)
そんな長い道のりでもなんとか通いきったのは深志荘のお嬢さん、ひでえちゃんのおかげ
ひでえちゃんの家は当時、松本城のそばにありました。
「ひでえち~ゃんっ(^○^)」
大声で叫ぶと見目麗しいお人形さんのような少女が大きな家の中から出てきました。
しばらくの間とても仲良くして貰っていましたが、高学年になった頃、引っ越し(私の)で会えなくなりました。
深志荘という名前を聞くとあの頃のことが懐かしく蘇ってきます。
ガサツで川に落ちても平気な小汚い私と仲良くしてくれた優しいお目々のひでえちゃん
鶴の湯におつかいを頼まれたりこども劇場にも仲良く行きました。
いったん家の中に入るとどこが出口だかわからなくなっちゃう大きな家
そして何人のご家族だったのか、どの方がひでえちゃんのご両親だったのか
はたまた姉妹だったのか・・・・
なんだかわからないくらい大勢の人、人、人・・・
小さい時の私は↑ひでえちゃんち(昔の深志荘)をそんなふうに感じてました(笑)
現在の深志荘の女将さんはひでえちゃんの一番上のお姉さんだと思います。
女将さんは私とひでえちゃんのことは全く知りませんし、当のひでえちゃんも私のことは忘れちゃってるかも。
いろんな私情は全く抜きで(笑)深志荘のおもてなしは素晴らしいと思いました。
民芸旅館 深志荘 (旅館 / 南松本駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
昼総合点★★★★☆ 4.0